なぜ人は「働く」のか?どうして働かなければいけないのか?その意味

学校を卒業した子供たちは、就職して社会に出ることで大人になります。そこからおよそ40年間、社会の歯車として働くことを強制されますよね。近年、労働に悪いイメージばかりが付きまとっていますが、果たして、辛い目に遭いながらも人間が働かなければならない理由とは一体何なのでしょうか?

国民が働くことで国が発展する

私たち庶民は、あくまでも自分たちが生きていくために働いていますが、これには、お金という概念が存在し、それを労働を通じて手に入れることによって、様々な食べ物や便利なサービスと交換することができる仕組みがあります。すると、農作業をしなくてもお米を食べることができますし、技術者でなくても、高度な小型端末を所有し、いつどこにいても友人と会話することだってできます。

こういう仕組みにすることで、国民全体の生活が豊かになり、より発展した社会を築き上げることができるのです。そのための社会の一員として、国に貢献する重要な役割を私たちは担っています。これが「働く」ということの本当の意味です。

労働によって様々な対価を得られる

働くという行為は、自身の自由を手に入れることだって繋がります。近年では、中年ニートの数が増えて問題になっていますが、親のすねをかじって労働から逃げることは、果たして楽しいのでしょうか?

いくらインターネットがあるからと言っても、できることは限られています。パソコン1つで人生が終わってしまうなんてつまらないと思いませんか?そもそも、途中で飽きてしまわないのでしょうか?

外に出て働くことと向き合えば、お金が手に入ります。お金が手に入ると、自分の好きなことに好きなだけ投資をすることだってできます。コストのかかる趣味にも手を出すことができるので、本当に幅広い選択肢を持って、人生を謳歌することができます。

もちろん趣味だけでなく、一庶民がビジネスを始めることだってできますよね。投資できるお金を、働くことによって事前に貯蓄しておけば、会社を設立して、自分のやりたいことをそのまま仕事にすることだってできてしまいます。

働くことは、自身の選択肢を増やすことに繋がるのです。

今の時代の人間は働かざるを得ない

将来的に、AIの技術が発達し、人間に代わってアンドロイドが労働を担ってくれれば、わざわざヒトが働くことはないだろうと考えたことはないでしょうか?

しかし、実際のところ、それが実現するまでには本当に多くの年月がかかることになるでしょうから、私たちがお爺ちゃんやお婆ちゃんになってからそんな時代がやってきても、意味がありません。

今この文章を読んでいるあなたがそんな未来のことを考えても、あなたが働かなくても良いという理由にはならないのです。

ベーシックインカムという言葉をご存知でしょうか?これは、全国民に一律で、働かなくても給料を与えるというシステムのことなのですが、海外ではすでに、多くの国で議論がされています。

一見すると素晴らしい夢物語のように思えますが、実はこれ、今議論されているレベルでは支給額が大したことありません。とても個人で生活していけるような代物ではないのです。フィンランドでは一人あたり7万円程度の支給をおこない、2000人を対象にテストしたことがあるそうですが、果たしてこの程度の金額で、働かずに生きられるでしょうか?

その実験に付き合った人たちはどうなったかと言うと、たしかに、生活が楽になったとは言います。余裕もできたとも言います。しかし、働かなくても良くなったという人は聞いていません。

「では、支給額を30万円程度に増やしたらどうか?」そう思う人が大勢いるでしょう。しかし、これもまた実例があるのですが、失敗に終わっています。スイスでは28万円の支給をおこなうベーシックインカムについて、国民投票がおこなわれたのですが、見事に否決されました。財源に関する懸念点が主な原因です。

ナウル共和国では、ベーシックインカムの支給額が多いせいで、誰も働かなくなった結果、見事に経済が破綻しました。現在は、他国の支援によって生き永らえています。これじゃあ、とても実用性なんてありません。

ベーシックインカムに関する議論が世界各国でおこなわれ、実際に実現可能なレベルに到達したとしても、その時には、私たちはもう老いぼれです。人間が働かなくて済むようになったとしても、それはとても遠い未来のお話。だから、いまの時代の私たちは、働くことと向き合って生きていく必要があるのです。

もしもお金という概念がなかったら、働かなくても良かった?

「働くという行動は、お金という概念のせいで存在するんだ。お金さえ存在しなければ、誰も働く必要なんてないんだ!」このような発想を持った方はいませんか?

たしかに、働くのは自分がお金を手に入れるためです。お金を手に入れる必要がなければ、誰も働く必要なんてありません。

しかし、お金の概念が消えれば、私たちはどのようにして生活をすれば良いのでしょうか?一体何を食べて生きていったら良いのでしょうか?魚でも捕まえに行きますか?虫でも食べますか?土地を持っていないとお米も食べられませんよ。

お金の存在は、先ほども言いましたが、国を発展させる上でとても重要な概念です。

これがあるからこそ、自分たちが好きなように選んだ仕事をするだけで、農業をしなくても贅沢なご飯を口にすることができるのです。だから、お金という概念の有無なんて関係ないのです。

働くことで得られる3つのメリット

ここまで、働くことの意味について説明してきましたが、最後に、働くことに関するメリットについて簡単にまとめます。

一人で何をしたっていい。自由を得られる。

労働により収入を得ることができれば、お金を使って自由になることができます。実家住まいの人であれば、独立して一人暮らしの生活を経験できます。一人暮らしはいいですよ。いつ何をするにしても自由です。他人に迷惑が掛かることはもちろんダメですが、家族に口うるさく文句を言われることも無ければ、食事のタイミングも合わせる必要もありません。家族に見られたくないような趣味だって堂々と堪能できます。

大人になっていき、成長できる。

いつまでも親のスネをかじっているばかりでは、精神が子供の頃のまま何も変わりません。そういった大人は、図体だけデカくなって、社会から冷たい目で見られますよね。しかし、社会に出て働くことで、一定の社会的地位を手に入れることができ、数々の社会経験を経て、立派な一人前の大人として成長することができます。考え方も変わっていき、より賢い選択のできる人間になっていきます。そして、その選択が、さらに自分の人生を豊かにさせることでしょう。

趣味に時間を費やすのがとてつもなく楽しくなる

平日5日間で給料を稼ぎ、休日2日間を趣味に費やす。となると、自然と趣味のための1日1日が非常に濃厚なものになってきます。もちろんお金もありますから、これまでにできなかった趣味に手を出したり、これまでにないお金の使い方で趣味を楽しむこともできるでしょう。

別に平日でも趣味の時間を作ることはできます。ブラック企業でなければ、仕事から帰ってきて、毎日、数時間を趣味に当てて楽しんでいる人たちだっていますよ。また、会社の同僚と好きなことを共有することによって、さらに充実した生活をおくることもできます。しかし、外に出て働かなければ、趣味にお金を掛けることなんて不可能です。

最後に

今回は「人はなぜ働かなければいけないのか」ということについて考えてみましたが、やはり、人が人らしく生きていく上で、避けては通れない道なんだなと改めて実感することができました。

また、あえて、働くことで得られるメリットの項目に結婚に関する内容を書きませんでしたが、これも人によっては素晴らしいメリットに成り得ます。家庭を持って幸せに生活をおくりたいというプランのために労働と向き合うのも立派な選択でしょう。

近年では、労働に対して悪い印象をもたらすニュースが多く出回っています。サービス残業や仕事がキツすぎることによる自殺。本来あってはならない出来事です。ですが、こういった問題はニュースにされ、大きく取り上げられることで、日々、改善されています。国会議員は、国民である労働者に対して手を取り、対応策を講じなければ、今度は自分たちのクビが飛びますから、力を尽くしてくれることでしょう。

働くことは大変なことです。しかし、それ以上に恩恵の方が大きいです。

まだ社会に出たことのない学生や、働いたことのないニートの人たちは、社会で働くことに懐疑的にならず、労働は、自分らしく自由に生きるための立派な手段として、考えるようにしてみてはいかがでしょうか?

関連記事

  1. 当サイトについて

  2. 「転職貧乏」なんて絶対になりたくない人のための正しい転職方法…

  3. 派遣社員から正社員になるための近道は転職の仕方にあり?

  4. 異業種への転職を成功させるための3つのコツ

  5. 営業から事務に転職するには? 周りと差をつける具体的な方法

  6. アラサーたちが転職で年収を飛躍的に伸ばした具体的な体験談

特集記事

その他の記事

最近の記事

PR