IT転職を実現する上での最適解と一連の流れ

IT転職は他業種の転職と何が違うのか?

まず初めにハッキリと言います。
実は、IT系の転職と言っても基本的なポイントは他業種の転職と何ら変わりありません。

流れで言えば、

① どんな企業に転職したいのかを考える
② これまでの自分の経験を振り返る
③ 転職先の企業で前職の経験をどう活かせるのかを考える

この定番の考察をこなすことが大切です。

しかし、ここからは少し他の業種と違いが出てきます。

まず、IT業界での転職を実現したいのであれば、
IT業界の転職で「企業側は何を最も求めているのか」ということを知っていなければいけません。
もし、あなたが企業の求めている人材であれば、転職を実現させることはそう難しくないのです。

企業側が求めている人材とは?

IT業界で求人を出している企業が一番求めている人材・・・
それはズバリ 即戦力 となる人間です。
IT系でもWEB系でも、自分たちの同胞となり、一丸となって戦っていけるような人材を欲しています。

「前職で得た知識・経験を思う存分、私たちの企業で発揮してもらいたい。」
いかに会社に貢献できるかという部分が、転職者であるあなたにも、求人を出している企業側にも、
双方にとって共通する最も重要なポイントということになります。

では、どうしたら上手くいくのか?

やはり、まず最初にこなすべきことは、冒頭でも記載した通り、
① どんな企業に転職したいのかを考える
ということ。

あなたが転職について悩んでいるということは、それには様々な理由があるのだと思います。
「給料が安くて将来が不安」「労働時間が長すぎて自由時間がない」
「今の職場環境が自分に合わない」「仕事にやりがいが感じられない」
これらの不満点を明確にしましょう。

次に、
② これまでの自分の経験を振り返る ということを絶対にしてください。
なぜなら、転職活動の際に必ず面接で伝えなければならないことの1つだからです。

「あなたは前職でどのような経験をしてきましたか?」
「その経験を私たちの会社でどのように活かすことができますか?」
これらの質問は、面接官が最も重要視している内容でもあります。

これに対して、ハッキリと答えることができなければいけません。
ですから、事前に「私は何を経験してきたのか」ということを考える必要があるのです。
正直言って、退職した理由なんかよりもこちらの方がよっぽど重要です。

また、よく面接官に、退職した理由を聞かれた際、
前職に対してネガティブな事を言うと、あなたにマイナスイメージが付くと聞いたことがあるでしょう。

しかし、だからと言って曖昧な感じで答えてはいけません。

サービス残業が多すぎてキツかった、もしそれが原因なのであれば「職場環境が合わなかった」とハッキリ伝えるべきです。
いざ働いてから「結局、同じじゃないか!」となってしまっては時間を無駄にするだけです。
わざわざ転職をするのに、前職の不満点が改善されないのなら何の意味もありませんからね。

ただし、悪口はやめましょう。
感情的なネガティブ発言は捨てて、ただ客観的な事実を述べれば良いのです。

転職先の見つけ方

さて、次に考えるべきことは
③ 転職先の企業で前職の経験をどう活かせるのかを考える
ということなのですが、その前に、まずは転職先の候補となる企業を探した方が良いでしょう。

具体的には、前職の不満点を改善できる企業求人を、
大量の求人案件の中から効率良く探し、絞り、候補をいくつか並べるという作業に入ります。

それらの際に、私が推奨しているのは、転職エージェントというサービスを活用すること。

聞いたことはあるかと思いますが、マイナビリクルートなど、
これらの転職エージェントでは常に数千件~数万件規模の求人情報を取り扱っており、
便利な検索機能を利用して、データベースから条件を絞って並べることができるのです。

もちろん、それだけでなく、担当者であるプロの転職アドバイザーから、
あなたに合ったピッタリの求人案件を紹介していただくことも可能ですが、
その場合は、最初に「どんな企業に転職したいのか」という意思表示をする必要があります。お忘れなく。

転職エージェントの対応地域と複数登録のすすめ

それでは、次に、私がオススメする転職エージェントをいくつか紹介します。
それぞれで特徴や対応地域などが違いますので、お住まいの地域によって適切なエージェントを選んでください。
また、各サービスによって非公開求人という名の独占求人が存在しているので、
複数に登録することで選択肢の幅を大きく広げることが可能です。

ちなみに、転職エージェントの活用はどこも無料。
転職エージェントは求職者を転職させることで、求人を出した企業からマージンを受け取り利益を得ています。
つまり三方良しということ。これは積極的に活用していかなければ損です。

『マイナビエージェントIT』
言わずと知れた大手の転職エージェント「マイナビ」のIT部門。
対応地域は全国。全国各地の求人情報および非公開求人が多数掲載されています。
国内最大級の実績を持っており、全国の大手上場企業からベンチャー企業まで幅広く取り扱っています。

『レバテック キャリア』
WEB・IT系の求人に特化した転職エージェント。
対応地域は、東京、神奈川、千葉、埼玉、大阪、京都、兵庫、愛知、福岡県。
IT業界に精通した担当者ばかりなので、IT用語も通じれば、最新技術の話も通じます。
求人情報の中には、誰もが一度は聞いたことのある企業が結構多く、IT求人だけで数千件以上が掲載されています。

『ワークポート』
IT系求人が豊富な総合型の転職エージェント。対応地域は、東北、関東、北陸、海外。
他社と違ってゲーム業界の求人も多く、未経験歓迎の求人案件も多数存在しています。

面接・自己アピールに関してのコツ

転職先の候補が絞れましたら、今度は、
③ 転職先の企業で前職の経験をどう活かせるのかを考える
ということをします。

先ほども言いましたが、これは面接の際に最も重要になってきます。
というのも、IT企業の面接官が一番重要視しているのがこの点だからです。

面接官は、あなたが即戦力になり得るのではないか?という期待を胸に、中途採用の面接をおこないます。
逆に言えば、ここで最高のアピールをすることができれば、それが大きな影響を及ぼすということになりますよね。
とはいえ、やることは簡単。

あまり難しく考えずに、まずは、あなた自身の経験を並べてみましょう。

「システムの保守・運用を任され、スケジュールの管理にも携わっていた」
「ずっと、チームでアプリの開発に勤しんでいた」
「SEの先輩に誰が見てもすぐに理解できるコードの書き方を学んだ」…などなど
細かいことも含めて思い出してみれば、山ほどあると思います。

こういった経験を、転職先の候補となる企業でどう活かすことができるのか?
それを、これからじっくりと考えていきましょう。

例えば、システムの運用・保守に詳しいのであれば、システム自体の問題点などにも詳しいはず。
コストについてもいかがでしょうか?削減の実績などありませんか?
問題点を研究し改善させてきたのであれば、それを別の企業のシステムの発展に繋げることもできますよね。

培ったスキルを次の企業でも活かす。それをアピールするだけでいいんです。

アプリの開発に関する経験なんてものは、次の転職先でも必ず活きます。
IT転職では、特に、前職のIT企業で培った経験がそのまま武器になるのです。
もちろん、チームワークなどをアピールするのもありです。

IT未経験でも大丈夫ですか?

もしかすると、IT業界の転職を検討されている方の中に、未経験の人もいるかもしれません。
そういった場合でも、同じように「前職で培った経験をどう活かせるか」を考えます。
必ず、転職先の候補となる企業に、前職との何かしらの共通点があるはず。

例えば、IT業界と一口に言っても、様々なタイプの求人がありますよね。

未経験の方でも歓迎している求人だと、
コールセンターの窓口だったり、IT機器のお届けや回収をする仕事、広告に関するマネジメント業務、
他にもヘルプデスク業務・・・などなど。

前職で、接客経験がある人は、コールセンターやヘルプデスク業務などに有利だと思いませんか?
お客様への対応力が問われる仕事では、IT転職でも未経験の人が有利に立てる状況が出てくるワケです。

こういった人材を求めているIT企業があるということを知っていれば、未経験でもIT転職は実現できます。

有効な履歴書の書き方

ここまでの項目によって、転職先の見つけ方と、自己アピールの内容が明確になったかと思います。
続いては、履歴書の書き方に関してですが、こちらは簡単に説明します。
こういったことは転職エージェントで担当の人に教えてもらうこともできますので、あくまで参考程度にどうぞ。

基本的に履歴書に書くことは、白紙の状態でも分かると思いますが、
自己PR以外は、あなたの過去の要点をまとめて記載するだけです。

職歴の欄について

左上から、年月日と、通っていた学校の卒業情報、どういった企業へ入社したか、
どんな職務を担当したか、なぜ退社したか(※これは 一身上の都合により退職 という表記で構いません)
などを記載した上で、最後に 現在に至る といった形で締めましょう。

          学歴
平成○○年 ○月 東京都立○○高等学校 卒業
平成○○年 ○月 ○○大学○○学部○○学科 入学
平成○○年 ○月 ○○大学○○学部○○学科 卒業

          職歴
平成××年 ×月 株式会社×××× 入社 (ソフト開発業 従業員×××人)
      ×月 システム開発部に配属
      ×月 プログラマーとして○○システムの開発を担当
        現在に至る

学歴に関して、中退などされた場合は「家庭の事情により中途退学」などと記載します。
複数の職歴がある場合は「一身上の都合により退職」と記載します。

担当の面接官は、履歴書を参考にしながら質問を考えますので、
突っ込んでもらいたいところ(アピールしたい職歴)は、なるべく記載するようにしてください。

志望動機の欄について

志望動機の文章は、大きく分けて2つの内容で構成します。
[過去の職務経験]
[貴社でそれをどう活かしたいか]

これまでの項目で解説した以下の点をしっかりと考察していれば、スラスラと記入できるはずです。
② これまでの自分の経験を振り返る
③ 転職先の企業で前職の経験をどう活かせるのか

それと、当たり前ですが、
「貴社の理念に感動しました!なんでも頑張ります!」だとか、
「貴社の安定性に惹かれました!勉強させてください!」などという記載はやめましょう。

書類選考の段階で「おいおい・・・」と思われることのないように気を付けてください。
あくまでも中途採用ですので、抽象的で大雑把な表現は好ましくありません。
せっかく転職をするのですから「具体的に何をしてきたのか」「それをどう活かしたいのか」といったことを書いた方が有利に進められます。

まとめと注意点

今回、ご紹介したITの転職に関する最適解について、簡単にまとめると以下のようになります。

1. 前職、あるいは現職の不満点を挙げ、理想の転職先を考える
2. 自己のスキル・経験を見直す
3. 転職エージェントを利用して効率的に求人情報を得る
4. これまでの経験を転職したい企業でどう活かせるのか考える
5. 求人案件に応募する

中には、先に転職先を探してから、これまでに何を経験してきたのかを考えたいという人もいるでしょう。
もちろんそれでも構いませんが、できれば先に前職の経験を羅列した方が良いです。
なぜなら、1つの企業にしか応募しないということではないからです。

新卒で就職活動をした時のことを思い出してみてください。
複数の会社に履歴書を送ることで、効率良く就職先を探していましたよね。
転職の際にも同じことをします。
その時、先に経験してきた事を羅列していると、応用が簡単になり志望動機を考えるのが楽になります。

ただし、気を付けて欲しいことが1つだけあります。

今現在、退職をまだせず、働かれている方の場合は、無理のない範囲で選んでいった方が良いです。
働いている方であれば、時間の都合上、思うように転職が進まない可能性が出てくるため、強引に事を進めるのは得策ではありません。精神的にも肉体的にも疲れ切ってしまう恐れもあるので、じっくりと着実に進めるようにしましょう。

仕事を辞めてから転職活動しても大丈夫?

退職後に転職活動をするのであれば、以下の点を事前に把握しておきましょう。

・退職後に転職活動を始めると、面接時にツッコまれる点について
これに関しては、「前職が多忙で転職活動をする時間がありませんでした」という旨の回答をします。
また、転職はあなたの将来に関わる重大なイベントですので、
会社を辞めてから腰を据えてじっくり考えたかった、という意見も、私はアリだと思います。

しかし、失業後に転職活動を始めると言うと、収入のない期間が続きますので不安という方もいらっしゃるでしょう。
なので、もし、あなたに十分な貯金が無い場合は、働きながら転職活動することをオススメします。

最後に

いかがでしたでしょうか?
以上が、「IT転職を実現させる上での最適解と一連の流れ」に関する詳細となります。

これらの方法はあくまでも個人的な考えに基づくものとなっておりますが、
合理的に転職をする上で、転職支援サービスの活用は必要不可欠だと思います。

今の時代は、「面接の練習・診断」や「書類選考を通過させる履歴書のセミナー」など、
明らかに便利なサービスを受けられる転職エージェントがたくさんあります。
もちろんタダです。交通費に関しては自腹ですが(笑)

転職のコツを理解し、役立つ便利なサービスを上手く活用して、理想のIT転職を実現させましょう!

それでは、ご拝読ありがとうございました。

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