7年前 好きなミュージシャンの話で飲食業から転職した思い出

私、佐々木(仮)は現在、某リラクゼーションサロン店の店舗管理者として働いています。
私が初めての転職をしようと考えたのは、7年前の25歳の時のことでした。

毎日ストレスばかり溜まる飲食店

東京都内に住んでいる私は、とある繁華街で飲食店の社員として勤めていて、主に調理スタッフとして働いていました。

調理場での仕事はハードで、忙しい時間帯になると上司にあたる料理長がピリピリするのが日常でした。学生を卒業したばかりの社会人経験のなかった私は、こういうのが普通なのかと我慢していましたが・・・

そんな職場で数年間働いていたある日のこと、一人の新たな社員が入ってきました。その社員は若いこともあってか気分屋で、よく料理長と衝突していたのですが、そんな息苦しい職場にいるのが苦痛になり、料理を作ること自体にも情熱がもう無くなっていた私は転職することを決意。

転職をすると考えても、特にやりたいこともなかった私は、家から近くて給料がそこそこあれば何でもいいとあまり深く考えずに、とりあえず無料の求人情報誌を片っ端から読み込んで自分に合いそうなものをピックアップしていきました。

はじめのうちは自分に合った仕事を選ぼうと考えていましたが、やったことのないものを選ぼうとしても
「アレはダメ、コレもダメ」と否定的な材料しか探せない自分に気が付いてしまい、どんどん時間だけが過ぎていきました。

台本を用意せず、ありのままの受け答えを

いろいろな業種を見てもはじめから正社員雇用するというところはなく、まずは試用期間としてアルバイトからという形式のパターンが多かったので、合わなければまた探せばいいという開き直りに近い感覚で、いくつかの会社に社員希望として応募してみました。

その結果、採用されたのが販売を主とした仕事でした。

飲食業とは違う異業種への転職になるので、聞かれることが多いのは「なぜ、この業種に?」ということでした。はじめての転職になるので、一応面接マニュアルのような本は読みましたが個人的に上手く覚えられず、有効活用できそうになかったのでほぼ素直に自分の考えていることを簡単に伝えるように心がけました。

その理由としては、面接を行う人(面接官)はおそらく多くの人に対して面接を行ってきた経験があります。なので、面接マニュアル的な受け答えはもう慣れているはずです。話の内容よりも採用したい条件が合うかとか、その人の話している雰囲気はどうかなど、そういう部分を見るのであまり内容はいらないのではないかと思ったからです。

私が面接を受けるにあたって気をつけたことは、明るくハキハキと受け答えをすることと、なるべく自分が聞きたいことと条件面を確認すること、そして可能なかぎり相手の求めている条件を飲む姿勢をみせることです。それでダメなら会社が求めているものとは違っただけの話です。

この考え方は年齢に関係なく、使えるものだと思います。仕事の面接を何個も落ちてしまうと、自分に何か問題があるのではないかと落ち込んでしまうものですが、実際はそんなことではなく単に会社側の求めている条件に合わなかっただけの話です。自分の問題であることはそうそう無いものだと思います。

当時、結果として販売の仕事に就くことができましたが、この仕事が決まるまでには5つほどの面接に応募して4社からは不採用の通知をもらっています(1社は面接にこぎつけませんでした)。3つ目の不採用時には少し不安を感じ始めていましたが、4つ目からは動じなくなってきました。

その当時はまだ25歳でしたが、高卒である私としては今の時代は10や20くらい面接を受けるのが普通だと思い込んで臨みました。

結局は「人となり」

6つ目の会社に面接を受けに行ったときに、はじめに転職理由を聞かれたので素直な心情を話したのですが、その後はずっと雑談をしていました。話の流れは忘れましたが、その面接をしていただいた人は音楽が好きで私も好きだったので、ずっと好きなミュージシャンの話をしていました。

ひと通り盛り上がったあとで
「君は好感が持てるから、この場で採用を決めてしまいたいんだけど、どう?」と言われました。嘘みたいな話ですが、本当のことです。

このエピソードが参考にはなるかはわかりませんが、私が伝えたいことは変に形式ばったセリフを覚えて話そうとするよりも、素直に考えていることを話した方が 嘘がない=正直者 だと見られて好感が持たれるということです。

転職という形での応募となると、年齢にもよるのかもしれませんが会社側として査定の一つには
「この人はまたすぐに転職をするのではないか。長く働いてくれないのではないか」
という目があるそうです(入社した後に、上司に教わりました)。

あとは、もっと単純に
「この人と働いても問題なさそうか?まわりの従業員とも上手く馴染めそうか?」
というところまで考える方もいるそうです。

さすがにそこまでは見抜けないでしょうが、
少なくても面接時には明るさや人当りの良さを感じさせられるように笑顔を見せてはっきりと話す姿勢は大事だと思います。

冷静かつ客観的に考えるために

転職を考えている人、または実際に転職活動中の方へのアドバイスとしては、
まずは次の仕事が決まっていない段階で今の仕事を辞めないことです。

よほどの事情がない限り、仕事を辞めてから探すのは生活を考える上ではリスクが大きすぎます。
仕事をする傍らで転職先を探すほうが冷静に転職市場を眺められるでしょう。

そのうえで、自分が「何を望んでいないのか」を確認してください。

たいていの場合、自分の理想を並べてしまうと選択肢が狭まってしまいますが
「これだけは避けたい」というものだけを省くと間口は広がると思いますし、転職後の後悔も少なくなると思います。


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